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9・11

こんにちは。ヴィヴァーチェの菊入弘行です。

悪夢の日から7年が経ちました。

たくさんの人が、世の中からあのような悲惨な事件を無くそうと、必死に努力しています。
しかし、根本的な解決という意味においては、改善の兆しすら見えません。

宇宙人になったつもりで、遠い星から地球上の人間達の行動を眺めてみましょう。

大昔から、同じ人間同士の殺し合いがずっと続いています。
昔は、一度にたくさんの人を殺すことはできませんでしたが、最近では、いろいろとすごい兵器が開発され、自爆テロが流行ったりして、アッという間にたくさんの人を殺すことができるようになりました。

果たして、人間達は進歩しているのだろうか? 話し合いをしたことはないのだろうか?

「あいつらは悪者だからやっつけろ!」

「こっちは悪くないのに、やられたからやり返せ!」

延々とこれを繰り返し、規模はどんどんエスカレートするばかり。
これでは、地球に住んでいる人間が、平和を望んでいるとは到底思えませんね。

人は、たった二人きりでも、意見が違い、お互いに自分こそが正しいと思いがちです。
したがって、「悪者だから殺してもいい」という考え方をなくさない限り平和な世の中にはなりません。

世界の超大国であるアメリカに、そのお手本を示して欲しいと思いますが、現状は正反対ですね。



東京でも人気ナンバーワンの住宅街に、コウハウジングを作ったことがありました。
(*便宜上、日本のコーポラティブハウスのことも、このブログではコウハウジングという名称に統一しています)

人気の高い住宅街にマンションを建てようとすると、近隣住民の方々から反対されることがよくあります。
通常は、これらの問題に関しても、コーディネイターが事業主の代理となり、解決に向けて努力します。

ところが、このプロジェクトに参加していた君枝さん(仮名)は、自分達が事業主であるという意識をしっかりとお持ちで、近隣住民の方々との話し合いにも、事業主の代表として積極的に参加してくださいました。
時には強く非難されることもあり、つらい思いもされたと思いますが、いつでも笑顔で、理路整然と話しのできる、たいへんに聡明な女性でした。

ご主人はニューヨークに単身赴任しているということで、私はお会いしたことがありませんでしたが、不運にも、あの瞬間に、世界貿易センタービルの最上階に近いフロアーで勤務中だったことが、「9・11」の翌朝にわかりました。

その後も、君枝さんは、不思議なほどいつもと変わらぬ様子で、近隣住民との話し合いや、役所との交渉などにも参加され、問題は次第に収束へと向かっていきました。

事件後、半年ほど経過し、ようやく工事が始まる頃だったでしょうか。

突然、君枝さんご夫妻が建設組合から退出することになったと、プロジェクトの担当者から報告を受けました。

ふたりのための部屋が、もはやこの世に必要なくなったことが確定したのです。


9月11日以降も、「あの人は必ず帰ってくる」と固く信じて、いつでも明るく、事業の推進に貢献してくださった君枝さんの胸中を思うと、私達も胸が張り裂ける思いでした。

テロが憎い!私もそう思います。

でも、それでも、報復してはいけない。

遠い星から見たら、同じ穴の狢です。
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プロフィール

菊入弘行

Author:菊入弘行
VIVACE INTERNATIONAL, INC.
(不動産開発)
代表取締役社長
日本で、コーポラティブハウスを何件も手がけてきました。
アメリカでは「コウハウジング Cohousing」と呼ばれる、この素晴らしい居住形態を、南カリフォルニアで実現させようとしています。
楽しい共同生活と、個人のプライバシーの両方を兼ね備えた「コウハウジング」。
経済的で、安心で、楽しいコウハウジングの暮らしを提案します。

趣味:
・トライアスロン
・ピアノ
・エッチング
・ダンス

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