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V=(4/3)πr³

こんにちは。ヴィヴァーチェの菊入弘行です。

このところ立て続けに、世界でも有数の巨大企業が破綻したり、買収したりされたりしています。

ドッグイヤーという言葉が、遠い昔の言葉のように感じられるくらいに、時代の流れはどんどん速くなり、マウスイヤーとでも言えるほどです。臨機応変に巨大な組織の舵を取ることは、今後もますます難しさを増すことでしょう。

組織の方向性を決めるのは誰でしょうか。社長でしょうか?

方向を決める人は、常に組織の外にいます。

液晶テレビを買うか、プラズマテレビを買うかを決めるのは、メーカーの社長ではなくて、外にいるお客様です。食事がおいしいかどうかを判断するのは、店長ではなくて、料理を食べたお客様です。

経営学者ピーター・ドラッカーは、組織の大きさと外部との関係を、組織を「球」にたとえて説明しています。

球の表面積 S = 4πr²    球の体積 V = (4/3)πr³
(π:円周率、r:半径)

球の表面積は半径の二乗に比例し、体積は三乗に比例しますから、会社(球)が大きくなる場合、表面積の増え方よりも、体積の増え方の方が大きく、ボリュームが増える割には、外部との接触(表面積)は増えません。

現実的な表現にもどしますと、会社を維持するための、総務や人事や経理の仕事が増える割には、方向を決定するお客様の声や世間の動向に接する機会は増えないということです。

さらに、会社が大きくなると、社内での意思決定は、定性的なこと(感覚的なこと)よりも定量的なデータに左右されがちです。しかし、時代を先取りしようと思ったら、現状分析の膨大なデータよりも、未来の現実につながっていく、定量化できないちょっとした変化を見逃さないことが大切です。

したがって、組織が大きくなると、方向を決定するお客様との接点が少なくなって変化に気づきにくくなり、もっともらしいデータがぎっしり詰まった稟議書が出来上がる頃には、その提案はすでに時代遅れになっている、ということになりがちです。

1957年に西ドイツで発売されたサリドマイド製剤の被害者は、世界で5千人にものぼると言われています。
1961年になって、ようやく定量的な被害のデータに基づいて、西ドイツで発売が禁止されましたが、西ドイツ国内での被害者は3,900人にもなりました。
一方、アメリカでは、「データに疑問あり」という、いわば定性的なフランシス・ケルシー博士の強固な反対によって発売が認められず、被害者はたった9人にとどまりました。

私も、かつてはリクルートグループという大きな会社にいて、大きいことの魅力やメリットを感じていましたし、大きな会社でなければできないこともたくさんあります。
大企業の中にも、分社化や、カンパニー制を導入して、組織を細分化している会社があったり、京セラのアメーバ経営のようなユニークな取り組みもあります。

しかし、当社では、会社の「小ささ」ゆえの「表面積の大きさ」を最大限に生かして、当社の強みにしようと思っています。

「外の世界への奉仕という組織にとっての唯一の存在理由からして、人は少ないほど、組織は小さいほど、組織の中の活動は少ないほど、組織は完全に近づく。」
(ピーター・ドラッカー「経営者の条件」より)


次回のコウハウジング説明会は、10月11日(土)です。

コウハウジングに関する詳しい資料をお届けします。
ご希望の方は、お名前、ご住所、電話番号をお知らせください。
メール:info@vivace-intl.com
電話:+1-949-292-1546 菊入まで

また、ご希望の方には、お伺いして説明いたします。
ご連絡をお待ちしております。
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プロフィール

菊入弘行

Author:菊入弘行
VIVACE INTERNATIONAL, INC.
(不動産開発)
代表取締役社長
日本で、コーポラティブハウスを何件も手がけてきました。
アメリカでは「コウハウジング Cohousing」と呼ばれる、この素晴らしい居住形態を、南カリフォルニアで実現させようとしています。
楽しい共同生活と、個人のプライバシーの両方を兼ね備えた「コウハウジング」。
経済的で、安心で、楽しいコウハウジングの暮らしを提案します。

趣味:
・トライアスロン
・ピアノ
・エッチング
・ダンス

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