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機械式駐車設備

はじめに・・・「コウハウジングって何?」

コウハウジングは、住む人たち自身がLLCなどの組織を作り、土地の購入や設計、完成後のコミュニティ運営にまで関わる、新しい住まいのスタイル。「自由設計」 「共有スペースで皆で過ごす楽しい時間」 「助け合う経済的な生活」 を実現します。詳しくはこちら→ヴィヴァーチェホームページ
このブログでは、コウハウジングの素晴らしさを中心に、コウハウジングを推進するヴィヴァーチェの活動についてご紹介します。


こんにちは。ヴィヴァーチェの菊入弘行です。

日本では、マンションの駐車場や、デパートの駐車場など、機械式の駐車設備が導入されているところがたくさんありますね。
ニッパツ 駐車設備

ところが、アメリカではまったく見たことがありません。

アメリカは土地がいくらでもあるから、そんな機械は必要ないんだろう、と、アメリカに来た当初は私も思っていました。
しかし、ダウンタウン、大学、人口密度の高い市街地など、駐車場不足に悩んでいるエリアはいくらでもあります。

ロサンゼルスのダウンタウンでは、ここ数年で、高級アパートやコンドミニアムが急速に増えて、空き地を利用していた駐車場が減ってしまったために、駐車場が足りず、周辺のレストランの経営状態が悪化しているという話を聞きます。

大学では、駐車スペースを探すのが一苦労で、よほど時間に余裕を持って行かないと授業や試験に間に合わなくなるそうです。

市街地でアパートやコンドミニアムを開発しようとすると、駐車場の付置義務を満たすことが大変で、狭い敷地を「総掘り」(敷地面積全部を掘り下げる)にして、効率の悪い自走式地下駐車場を作るなど、駐車場のために多額のコストをかけています。

アメリカにも機械式駐車設備がないものかと探しましたら、ドイツの会社の製品がありました。
ところが、この製品は雨に弱く屋外で使用できないためにあまり普及していません。

日本の製品を輸入してくれば大ヒット間違いなし!だと思い、3社ほどに働きかけたのですが、日米の規格の差異などが原因で、乗ってきてもらえませんでした。

人口が減っていく日本では、これから需要が増えることは期待できないだろうと思います。
多少のハードルは乗り越えてでも、アメリカや、古い街並みを大切にしていてやはり駐車場が足りないヨーロッパへ進出するのが得策だと思うのですが、、、。

この件に限らず、日本のメーカーは、大手企業であっても海外でのマーケティングを重視していない企業が多いです。日本の技術がいかに優れているかを自覚して、もっと海外へ目を向けるべきだと思います。
日本の技術は、圧倒的に!優れています。
資源に乏しく、少子高齢化の進む日本にとって重要な課題でもあり、チャンスでもあると思うのですが、いかがでしょうか。

情報やご意見のある方は、ぜひコメントください。


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プロフィール

菊入弘行

Author:菊入弘行
VIVACE INTERNATIONAL, INC.
(不動産開発)
代表取締役社長
日本で、コーポラティブハウスを何件も手がけてきました。
アメリカでは「コウハウジング Cohousing」と呼ばれる、この素晴らしい居住形態を、南カリフォルニアで実現させようとしています。
楽しい共同生活と、個人のプライバシーの両方を兼ね備えた「コウハウジング」。
経済的で、安心で、楽しいコウハウジングの暮らしを提案します。

趣味:
・トライアスロン
・ピアノ
・エッチング
・ダンス

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