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アーバインの街

はじめに・・・「コウハウジングって何?」

コウハウジングは、住む人たち自身がLLCなどの組織を作り、土地の購入や設計、完成後のコミュニティ運営にまで関わる、新しい住まいのスタイル。「自由設計」 「共有スペースで皆で過ごす楽しい時間」 「助け合う経済的な生活」 を実現します。詳しくはこちら→ヴィヴァーチェ・ホームページ
このブログでは、コウハウジングの素晴らしさを中心に、コウハウジングを推進するヴィヴァーチェの活動についてご紹介します。


こんにちは。ヴィヴァーチェの菊入弘行です。

アーバインに住んで2年と2ヶ月が経ちました。
アーバインは全米で最も治安の良い町と言われ、また、都市計画の整備された町としても有名で、視察に来る人達も多いようです。

住んでみて、確かによくできていると思います。
住宅のエリアと、商業エリアが明確に区分されていて、幹線道路から一旦その大きなエリアに入ってから、それぞれの住宅や店舗にアプローチするようになっています。
したがって、日本のように、幹線道路上で車を止めて人が乗り降りしたり、店舗への搬入作業をしたりすることはなく、路上に駐停車している車は皆無です。

写真中央右の白い建物が店舗でその回りが駐車場、その他のエリアが住宅のエリアです。
Irvine Air Photo

住民はほぼ全員が車で移動しますから、住宅街の道路でも、歩行者や自転車はほとんど見かけることもなく、車の制限速度は日本の2倍くらいだと思います。50マイル(約80km)。

道路の両側は、幅の広い緑地帯になっていて、車を運転している時には、緑しか見えず、看板もほとんどないため、映画館があっても気がつきません。
Irvine 住宅街     Warner 224-168px

道路わきの芝生は徹底的に手入れされ、年中、きれいな花が次から次に植え替えられています。

まさに、都市計画のお手本として相応しい街だと思います。

しかし、しかし、しかし、、、

こんなに美しくて快適な街に住んでいながら、最初に感じた「違和感」はいつまで経っても消えることがありません。

ロス周辺は降水量がとても少なく、毎日スプリンクラーで散水しない限り、植栽は枯れてしまいます。

もともと何もなかった所に、建物も湖も植栽もすべてが人工的に完璧なまでに作られ、人工的に管理され、車だけが走っていて人影がない街。
車に乗ったまま自宅のガレージにスッと入り、隣の住人とも挨拶すらできない街。
最初に感じた不思議な違和感は、消えるどころか、やっぱり何か変なんじゃないかな、という気にすらなっています。

私が静岡の田舎で育ったせいなのか、
人間の自然な感覚なのか、
私にもよくわかりません。


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ご希望の方は、お名前、ご住所、電話番号をお知らせください。
メール:info@vivace-intl.com
電話:+1-949-292-1546 菊入まで

また、ご希望の方には、お伺いして説明いたします。
ご連絡をお待ちしております。
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掛川

パートナーさんが静岡の掛川出身なので、盆暮れにはずっと帰省しています。茶畑の緑がきれいです。
もう亡くなった義父の車に乗っていて・・・
田んぼの横道から車がノロリと出てきて軽~くサイドにゴッツンコ!こちらは「ワワッ!どうする!」と身構えたら顔見知りだったようで、「ア~大丈夫か~追って沙汰するわ~」みたいなニュアンスで・・・「の・ど・か・だ・~」と拍子抜けしたこと思い出しました(笑)。

茶畑の緑

そうでしたか。掛川もいいところですね。

茶畑の緑もきれいですよね。
新緑の明るい緑もきれいだし、真夏の濃~い緑も深みがあっていい。
プロフィール

菊入弘行

Author:菊入弘行
VIVACE INTERNATIONAL, INC.
(不動産開発)
代表取締役社長
日本で、コーポラティブハウスを何件も手がけてきました。
アメリカでは「コウハウジング Cohousing」と呼ばれる、この素晴らしい居住形態を、南カリフォルニアで実現させようとしています。
楽しい共同生活と、個人のプライバシーの両方を兼ね備えた「コウハウジング」。
経済的で、安心で、楽しいコウハウジングの暮らしを提案します。

趣味:
・トライアスロン
・ピアノ
・エッチング
・ダンス

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